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麻雀は頭の体操、高齢者に人気の健康麻雀とは

麻雀というとあまりいいイメージをお持ちでない方も多いと思いますが、現在、健康的に麻雀を楽しもうという健康麻雀が人気です。
タバコの煙がもくもくとしている雀荘で麻雀をするという姿が思い浮かび、健康的とは言えないイメージがありますが、ご家庭によってはいろいろな手を考えて先を読み、脳を使う麻雀を頭の体操としてご家族で楽しむという事もあります。

健康麻雀はルールがあり、お酒を飲まない、タバコを吸わない、そしてもちろんお金をかけないという事を約束して行う非常に健康的な麻雀です。
一人で参加されてもいいですし、お友達同士で参加されてもよし、健康的に頭の体操ができる麻雀が、今高齢者の方を中心として人気となっているのです。

麻雀そのもののルールは同じ、でも健康的に楽しめる麻雀

麻雀の楽しみ方としては同じということで、またこうした健康麻雀を行う際、まったくしたことがないという初心者の方でも楽しんでほしいという事で、レベルに合わせて対局を楽しめるようになっているというのもうれしい配慮です。

全く今までやったことがないという人は、まず麻雀の楽しみ方を知る事が難しい?と考える事もあるようですが、基本的に難しいという事はなく、役についても少しずつ覚えていけばいいので、誰でも楽しめる遊びです。

健康麻雀については高齢者が主軸となっているスポーツ、文化の祭典「ねんりんピック」の中に競技種目となっているくらいメジャーなもので、出場される方々は団体、また個人戦など白熱した戦いを繰り広げています。
健康麻雀はこうした大会に出場するなどを目標とされ、日々練習されている方もいますし、お友達同士、大局をのんびり楽しまれている方もいるのです。

どのような健康効果が期待できるのか

麻雀は次の手を考えるとき、対局されているメンバーが次にどう出てくるのか、どの役を作ろうと考えているのか、先を読みつつ進めていきます。
捨てる牌も悩みますし、メンバーが捨てる牌にも注目していろいろなことを考えながら行いますので、脳を活性化するという効果があるのです。

一つのことを考えるのではなく、複数のことを同時に考える事になるので、脳トレをしているようなものです。
スピーディに進行するものでもないので、じっくり、ゆっくり考えながらできるゲームとなり、高齢の方にとって最適な脳のトレーニングになるといわれています。

また高齢になるとあまり外出しなくなったり、人と1日まったく会話しないという方もいて、麻雀を行うことで外出し、人とコミュニケーションが取れ、脳を使って考えるという時間を持つことのできる麻雀は、高齢になっても楽しい時間を共有できる素晴らしい行動となるはずです。

やることがないな・・・と思っている方がいたら、健康麻雀で人と楽しく対局でき、脳の活性化という効果も期待できる楽しい時間を過ごされてみてはいかがでしょうか。

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