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何歳からシニアになるのか

最近はよく横文字を使用しますが、横文字というのはとても曖昧な表現の物が多くなっています。シニアもその1つなのですが、シニアとは何歳からそう呼ばれるのでしょうか。日本語である高齢者には明確な表現があります。例えば年金の場合、平成30年現在では65歳から貰えるようになっているので、65歳以上が高齢者となるでしょう。

雇用では55歳以上になると、新規に正社員として採用できなくなるので、55歳以上が高齢者となります。医療や免許の更新などは70歳以上になると制度が変わってくるので、70歳以上が高齢者となっているのです。それに対してシニアというのはとても曖昧ですが、やはり50歳を超えるとシニアと呼ばれることが多いと言えるでしょう。

シニアは高齢者ではないのか

曖昧な表現ばかりの横文字ですが、日本ではシニアだけではなく、シルバーという言葉もよく使われています。鉄道やバスなどでは、必ずシルバーシートという高齢者の優先席が設けられているのは知っているでしょう。高齢者の場合には、どちらかというとシニアよりもシルバーと呼ばれることが多いのです。

よってシニアは高齢者ではなく、ある程度高齢の人という意味で使用されることが多いでしょう。日本語にすれば、シルバーはおじいさんやおばあさんですが、シニアはおじさんやおばさんと言ってもよいでしょう。ただし、若い人でも子供がいる場合には、子供の友達からおじさんやおばさんと言われることが多いので、必ずしもそうとは限りません。

シニア世代が受けられるサービスもいろいろとある

現在の日本では、シニアになるといろいろと受けられるサービスがあります。サービスによって対象年齢が変わってくるのですが、最も低い年齢で50歳以上、最も高い年齢で65歳以上となっています。もちろん今後は法改正などで、対象年齢が引き上げられる可能性も十分あるでしょう。

そこでどのようなサービスが受けられるのかの一例を見ていきたいと思います。地方自治体や国のサービスはどんどん減らされているので、民間企業でサービスを導入していることが多いと言えるでしょう。例えば千葉県にある東京ディズニーランドの場合には、60歳以上になると、1デイパスポートの料金が割引になります。

アート引越センターでは、シニアパックというサービスが導入されており、引越しの依頼をすることで、整理整頓や掃除を無料で行ってくれるのです。対象年齢は60歳以上になっています。JR東日本では、50歳以上で一部の私鉄を含むJR東日本の駅で、1万5千円を支払うことによって、乗り降りが自由に行えるようになります。

このようにいろいろな企業で、シニア向けのサービスを導入しています。特に公共交通機関や百貨店などで多くなっていると言えるでしょう。ある程度の年齢の人は、利用する前にホームページなどで確認してみてはいかがでしょうか。

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