シニア向けWEBマガジン

昔は住み替える必要がなかった

昔は2世帯や3世帯が一緒に同居するのが当たり前でした。
しかも男は働きに出て、女が家庭を守るというのが当然のことだったのです。
そのため、年をとっても家族がしっかりと面倒を見ることができましたが、今は全く昔と事情が変わっていると言えるでしょう。

昔と違って今は家族が少ないですし、一人っ子でも上京して一人暮らしをするのが普通です。
しかも高齢者が受けられる年金を中心とした保証がどんどん削られていき、生活も苦しいので共働きをしないと生活できない家庭が激増しています。
これでは高齢者の世話をしている暇がないのは当然でしょう。

そこに目を付けて誕生したのが老人ホームです。
昔は高齢者が住み替えを行う必要はありませんでしたが、今では住み替えが普通になっていると言えるでしょう。
老人ホームにもいろいろな種類があるので、まずはどのような種類があるのかを知る必要があります。

老人ホームの種類

老人ホームと言っても、実際にはいろいろな種類が存在しています。
大きく分けても民間が経営している有料老人ホーム、公的機関が運営している老人ホーム、さらにはサービス付き高齢者向け住宅があるのですが、それぞれ特徴が異なっているのです。
料金もかなりの差がありますし、サービス内容も異なっているので、よく選んで決めなければいけません。

サービス付き高齢者向け住宅も民間が運営しているのですが、同じ民間経営であっても、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームでは大きな違いがあるのです。
有料老人ホームは施設内で生活をするため、料金も高く設定されています。
サービス付き高齢者向け住宅の場合には、一般的な住宅と同じようなところで生活するという違いがあるのです。

メリットが多いサービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅には、いろいろなメリットがあります。
例えば受けられるサービスが自由に選択できるので、その分料金が安くなります。
もちろんサービスをたくさん受けてしまうと、その分料金が高くなってしまう場合もあるでしょう。

また、外出なども基本的には自由なので、普通に生活している状態とあまり変わりはありません。
最近は年をとっても散歩などをして健康維持に努めている人も多いので、このような人はサービス付き高齢者向け住宅がオススメできます。
もちろん万が一のときにはサービスを利用すれば問題ありません。

全てのサービスが自由に選択できるというわけではなく、食事や安否の確認、相談などは料金に含まれています。
必要最低限のことは自由に選択しないでも、サービスを受けられるというのもメリットでしょう。
比較的広い部屋も多いので、のびのびと生活できると感想を述べている人もいるのです。

最新の記事