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野菜は栄養があるとは限らない

ビタミンやミネラル、食物繊維など様々な栄養素を含むとされる野菜ですが、どんな野菜でもたっぷりと栄養素を含んでいるとは限りません。
効率良く栄養補給をするなら、栄養価の高い野菜と栄養成分をほとんど含まない野菜のどっちを食べるか…といえば、誰もが栄養価が高い野菜を選ぶはずです。
この野菜は栄養価が高いと思われているようなものでも、実際のところは栄養価が少ないという野菜も存在しています。
野菜に含まれる栄養価の違いを見極めて、健康的に過ごすためにはどんな野菜が効果的なのか確認してみましょう。

栄養価が高い野菜

野菜の中でも栄養価が抜群に高く、野菜の王様という名称で呼ばれているのがケールです。
ケールは一般に馴染みのない野菜かもしれませんが、青汁に使用されることが多い野菜と聞けばお馴染みかもしれません。
実は昔から存在している野菜であり、これまでに何世紀にもわたり多くの人に親しまれていました。
主な栄養素としてはビタミンKやC、食物繊維が多く含まれており、私達の健康に欠かせない栄養素を絶妙なバランスで補給できると言われています。

身近な野菜として親しまれているほうれん草も栄養価が高いことで知られています。
ビタミンやカリウム、食物繊維などを多く含んでいるだけでなく、貧血予防にも役立つ鉄分を多く含んでいます。
健康的に過ごしたいと考えている女性にもぜひおすすめしたい野菜です。

美容や健康にも役立つと言われているトマトも栄養価が高いことで知られています。
ビタミンAとリコピンを多く含んでおり、美容や健康維持に良い効果を発揮します。
特にリコピンは真っ赤に熟しているトマトにたくさん含まれていると言われています。

栄養価が少ない野菜

野菜なら何でも栄養がたっぷり含まれているものだと思われがちですが、実はそうではありません。
残念ながらあまり多くの栄養素を含んでいませんが、栄養価が少ない野菜を食べても全く無意味というわけではないので誤解しないようにしてください。

例えばきゅうりはほとんどが水分で構成されており、栄養になりそうな成分としてはビタミンKが存在していることに注目したいところですが、さほど含有量が多いわけではないので特に目立った効果は感じられないでしょう。
茄子も栄養価があまり多くはなく、食物繊維は少しだけ多めに含まれていますが、特筆するような量ではありません。
食感を活かしてお肉の代用とすることでカロリーオフに役立てることもできますが、油を吸い込みやすい特性があるため多く使い過ぎないように注意してください。

このように栄養価の高い野菜と、そうではない野菜が存在していますが、できるだけ効率良く栄養を取り込むためには栄養価の高い野菜を優先的に食べるようにすることをおすすめします。

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