脳トレで楽しく認知症予防を行おう
スマホのゲームなどにも脳トレ関連のものがありますし、ゲーム機にも脳トレがあります。
また雑誌などでも脳トレの雑誌がありますし、脳トレに関する本などもあり、今、脳トレが非常に注目されています。
中でも、高齢者の認知症について脳トレが効果を発揮すると期待されています。
高齢者の施設、介護施設や福祉施設などでも、脳トレは認知症予防、また回復や維持のために利用されていますが、脳トレは脳を刺激、活性化する効果が期待出来るとし、これまで科学的な根拠によって認知症への効果が期待できるといわれる運動以外に、脳トレが注目されているのです。
脳トレによる効果とは?
これまで認知症予防に関して様々な研究がおこなわれてきました。
しかし認知症予防の効果について、化学的根拠があるとされるのは運動のみといわれてきており、その為高齢の方も体を動かすという事の必要性を、介護施設などで強く考え実際に体操やウォーキングなど行ってきたのです。
アメリカの博士によると、運動だけではなく脳トレに、認知症発症リスクへの効果が期待されると発表されました。
この脳トレはスピードトレーニングというもので、パソコン、タブレットなどを利用し設定された課題をクリアするというトレーニングです。
このトレーニングをクリアするためには、視覚的な情報を素早く取得し理解する、されにそれを行動に移すという事が必要で、この情報の取得、理解、行動などが認知症発症リスクを現象させると期待されているのです。
脳トレは認知症の方の生活向上にも役立つ
脳トレは認知症の発症リスクを減少させる、認知症予防になるというほかに、すでに人師匠の症状をお持ちの方に生活向上の効果も期待できるといわれています。
認知症の方の生活状況を向上させる、つまり、自分でできることを増やすサポートを行うためには、出来ないことを支援するのではなく、出来ることを増やすために何ができるのかを考える事が大切です。
サポートすることは健常者にとって簡単な事ですし、支援や介護を行うプロにとってそれが仕事となるのですから当たり前にサポートします。
しかし、着替えをして?といわれても何をするのかわからないと困惑する認知症の方にとって、出来れば、何をするのか?ということが認識でき、自分で着替えをすることができるようにしてあげたいのですから、日常的なサポートの中にはできることを増やしてあげるトレーニングなども必要になってきます。
そこで運動などのほかに、脳トレを取り入れることで認知症の現在の状態からより向上させることが重要なのです。
脳トレは家でもできますし、介護施設などでも行われています。
ご家族としても脳トレを普段の生活の中にレクリエーション的に利用して認知症に対応されていくといいでしょう。