安心して取り組める健康法
シニア世代は運動量が足りないため、積極的に運動をするようにとかかりつけの医師などからアドバイスを受けている方も多いはずです。
運動量が低下することで筋肉が落ちて体力が更に低下し、少しずつ体が動かしにくくなって健康にも害を及ぼす原因になると考えられます。
このような状況を避けるためにも適度な運動の実践が重要視されていますが、あまり激しい運動は避けたいと考える方も多いです。
そこでおすすめしたいのがウォーキングで、効率良く実践できる有酸素運動として人気があります。
シニア世代でも実践している方が多いウォーキングですが、ストレス解消や認知症予防にも効果的と言われています。
ウォーキングの嬉しい効果について確認したうえで、正しい方法で実践してみましょう。
ウォーキングの効果について
効率良く体内に酸素を取り込めるウォーキングは幅広い年齢層に支持されている運動法です。
適度に筋肉を動かしながら体内に酸素を取り込むことで、心肺機能のアップや血流を促せるメリットがあります。
ウォーキングは幅広い年齢層の方が実践しており、様々な効果が期待されると言われています。
シニア世代に注目していただきたいのはストレス解消や認知症予防の効果です。
ウォーキングを30分以上実践していると、脳内物質のβエンドルフィンが分泌されてきます。
このホルモンは快感ホルモンとも呼ばれているもので、ストレスを効率良く発散するために役立つと言われています。
また、集中力を高めることで脳に適度な刺激を与えて認知症予防にも役立つと言われています。
この他には年齢を重ねるほど発症しやすいと言われている骨粗しょう症の予防にも効果的です。
日常的に運動をして良い意味で骨に負担を与えることは、適度な骨密度を維持するために役立ちます。
天気が良い日にウォーキングを実践していると、日光の働きで体内のビタミンD生成力を高めることができて骨を丈夫にできます。
日頃からよく歩いている人は長生きすると言われており、生活習慣病の予防にも役立ちます。
いつまでも健康的で長生きしたいと考えている方にとっては、とても良い健康法と言えるのです。
正しいウォーキングとは
ウォーキングはただ普通に歩くだけではなく、歩き方にも注意すると更に効果的です。
あごを引いて目線を少し遠くにしながら背筋をピンと伸ばして胸を張るようにしながら歩きます。
歩き方はつま先で地面を蹴るようにしながらかかとから地面につき、いつもより歩幅を広くするように心がけるのがコツです。
背中を丸めながらダラダラと歩いていてもあまり意味がありません。
シニア世代がウォーキングを実践する際にはきちんと準備運動を行ってから実践してください。
あまり無理をせずに、できる範囲で実践するのが長続きさせるコツです。