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甘い言葉の罠に要注意!

巷ではシニア層を狙ったマルチ商法が横行しており、自分では気付かないうちに巻き込まれている可能性があります。
こんなにウマい話はないはず…と思っていたのに、あの手この手で甘い言葉を囁かれてその気になってしまい、マルチ商法の被害に遭っている方がとても多いです。
どの年代の方もマルチ商法に引っかかってしまう可能性があると言われていますが、シニア層は特にマルチ商法の被害に遭いやすいことから、十分注意しなければいけません。
ここではシニア層を狙うマルチ商法の罠についてご紹介します。

悩みを改善できるという甘い言葉

シニア層の方は関節や腰などの痛みを改善したいとか、病気にかからないようにしたいという希望は常に考えていることでしょう。
これらの悩みを効率良く改善できるサプリメントがありますよ!と言われたら気にならないという人はいないはずです。

「病院ではもう治らないと言われた腰の痛みを抱えていた人も、このサプリメントを飲んでいたらあっという間に治ったという事例がありますよ!」
「このサプリメントを飲んでいればガン予防ができますよ!」
「健康で長生きしたければこのサプリメントを飲んでいれば大丈夫!愛用者はみなさんお元気で過ごしていますよ!」

このような触れ込みのサプリメントをお勧めされると、本当なのか?と疑ってしまうのも当然ですが、全く気にならないとは言い切れないはずです。
もちろんこれらの触れ込みは全て薬事法に違反することで、この時点でインチキ商品であることは間違いないと言えるでしょう。
しかし、このような悪質商品を平気で売りつけようとする人は本当に口がうまくて、信用させるようなセールストークを得意としています。
明らかに怪しげな商品でも、信用して購入する人が後を絶たないのです。

マルチ商法の怖いところは、良い商品と思い込ませて他の人にもお勧めさせて甘い汁を吸わせることで更に被害者を拡大させてしまう原因になる事です。
自分が良いと思い込んで購入したサプリメントを「友達に紹介して買ってもらうと、一人につき何%の紹介料を渡しますよ。何人に紹介しただけであなたはこのサプリメントをタダで手に入れることができますよ。こんなに良い商品を紹介するのだからあなたのお友達も幸せになれるし、あなたもお得だから皆幸せになれますね!」と説明されてしまうと騙されてしまう方も多いはずです。

マルチ商法の商品は普通の商品と比較すると明らかに高額であることも特徴的です。
高額なので効果があるのは間違いないと思い込ませてしまうのも心理的なトリックを悪用しているのです。

マルチ商法だと気付いたら

運悪く自分もマルチ商法に引っかかった!という場合は、速やかにクーリングオフで解約をしましょう。
一人で悩まずに、気軽に消費者センターなどに相談をして問題解決に取り組みましょう。

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